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リビタ、つくば初の1棟リノベ公務員宿舎を買い取り再生

リビタ、つくば初の1棟リノベ 公務員宿舎を買い取り再生

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 再販ビジネスを展開するリビタ(東京都渋谷区)は、茨城県では初となる1棟まるごとリノベーションの分譲マンション『リアージュつくば春日』の販売を開始した。

 つくば学園都市として知られるつくば市は、2017年までに公務員宿舎が大量に廃止される予定で、建物活用や住環境の再考が求められていた。同社は、築23年となる元大手企業の優良物件を買い取り、リノベーション。サスティナブル性を重視した住空間を提案することで、地域活性化にもつなげたいとしている。

 54戸ある占有部の面積は、99平米から210平米。内装は、ライフスタイルに合わせた間取りやインテリアを選定でき、フルオーダーまで可能。価格は3500万円台中心とし、周辺の同規模新築分譲よりも2割程度安い設定だ。

 共有部には、木陰デッキでくつろげる庭園のほか、居住者がシェアできる菜園、DIYルームや勉強ルームを設置。コミュニティースペースを充実させることで、子育て世代にPRを促進する意向だ。

共有部でコミュニティを育む
共有部でコミュニティを育む

 同社は、一棟まるごとリノベーションに、30棟・950戸の供給実績がある。本プロジェクトは、平成25年度「長期優良住宅化リフォーム推進事業」。

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