東神ホームサービス(東京都板橋区)は、同社が手掛けるマンション電気湯水器のメンテナンスOB客2万件へのリフォーム提案強化に乗り出した。同社の前期年商は2億8000万円、今期は3億円突破が目標。
マンション給湯器のメンテナンスは創業時からの事業で、現在は年商の2割を占める。これはリフォームOBよりはるかに多い顧客数で有力なリフォーム提案先。近年は顧客の考え方に変化があるという。「以前は『営業をし過ぎる』とメンテナンスの提案を聞いてもらえなかったのですが、最近は『プロなのだから劣化の予測や先々のメンテナンスの提案をして』と積極的な顧客が増えている」(中野伯彦社長)
メンテナンスを通じて関わりを持った顧客にパンフレットを配布するなど、リフォーム提案を強化する。「消費増税後、リフォームの問い合わせは減少傾向。当社は給湯メンテナンスで顧客の信頼をつかんで、水回りなどの個別工事から全体工事へと受注を広げたい」(中野社長)
給湯メンテナンス自体は月120~130件受注しており、件数で前年比1割増となっている。
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