愛知・岐阜近隣の地場に密着したビルダー・新和建設(愛知県北名古屋市、藤井保明社長)がリフォーム事業の売り上げを引き続き伸ばしている。
平成26年3月期は同事業が前期比29%増の20億円で着地。3年ほど前から集中的に強化した古民家再生事業や単価2000万~3000万円の大型リフォームの受注増が貢献した。
受注増の要因は、見学会や勉強会、バスツアーなどほぼ毎週何らかの形で行っているイベントで、中でも特に、何カ所かの古民家再生物件を1日で巡れるバスツアーは好評。定員の10人がいつもすぐに埋まってしまう状況だ。反響としては「(再生した古民家の)住み心地を確認することができ、不安を払拭できる」という声が多いという。
今期は4月に社長交代、5月に不動産事業部の設置などがあり、全社的には90億円弱を売り上げ目標としている。
リフォーム事業は中古住宅とリフォームの提案を引き続き各種イベント等を通じて強化し、20億円超の売上高達成を目指す考えだ。

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