神奈川県の中堅ビルダー、タツミプランニング(神奈川県横浜市・米山茂社長)がハワイに住宅リフォームの現地法人を設立。10月から営業を開始する。
所在地はホノルル。8月7日に海外初の子会社として設立、事業開始は10月1日の予定。
社名(略称)は「TATSUMI PLANNING HAWAII,INC.,」。代表者はタツミプランニングの米山茂社長が兼任し、資本金は40万ドルとなる。
来期で創業25周年を迎える同社は、かねてから海外事業を模索。現地で、日本人や日本企業が求める建築業者が少ないとの声から、リフォーム会社設立を決断した。
「現地ではハワイ時間と呼ばれる働き方や国民性で工事が予定通り進まないケースも多いようです。日本人のニーズに合う工事を提供していきます」(広報・小林慎子氏)
既に現地で永住権を持つ日本人3人を採用。うち1人はContractors License Boardと呼ばれる建設業免許を所持しており、そのつながりから現地の職人を手配する計だ。日本からは、現リフォーム事業の責任者である増本部長が現地に赴任する。
ハワイ在住者向けの住宅リフォームに加えて、ハワイの住宅購入時や売却時のリフォーム。店舗の内外装工事も行う予定。将来は、投資家向けにハワイの物件提供を行う不動産会社との提携も進めている。
売り上げ目標は、今後3年以内に年商15億円以上を狙う。

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