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スタップグループ、単価向上で5年後20億円へ低価格リフォームブランドも構想

スタップグループ、単価向上で5年後20億円へ 低価格リフォームブランドも構想

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 スタップグループ(宮城県仙台市)が5年後の売上高20億円に向けリフォーム事業を強化する。

仙台のスタップ本社ビル
仙台のスタップ本社ビル

 現在、10億円の会社売上高のうちリフォームは6、7億円。平均単価を高める提案を行うと共に、低価格を意識したリフォームブランドを立ち上げ、事業拡大を進める。

 スタップグループの創業は1992 年6月。元々はホームセンター等の下請け事業からスタートし、約10年前から本格的に元請け転換を開始。現在は2500万~3000万円の注文住宅のほか、各種リフォーム、家具販売(新築・リフォーム顧客に限る)、消毒事業なども行う。

 グループの法人としては、新築と大型改修事業等を行うスタップと中規模リフォームを提供するダイクの2社。ダイクはスタップ専務の三ツ谷清史氏が代表を務める。「20億円までの規模がないと、戦国時代の中、会社を守っていけない」(スタップ、大川勝社長)

 今後はグループ売り上げの過半数を占めるリフォーム事業の拡大を図る。その方策の1つが、ダイクの手掛けるリフォームの平均単価向上。ブランディングにより従来200~250万円の平均単価を300~400万円に高める。50代、60代を中心に安心感、コミュニティなどのキーワードで販促を行っていく。

 2つ目が、需要として最も多い低価格リフォームの提供。ブランドを立ち上げ、コストを意識した商品提供を始める予定だ。現在のグループスタッフ数は30人弱。オーダーメードのキッチンや洗面台の提供も行う。

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