給湯器のWEB販売を行う近畿ライフサービス(大阪府吹田市)は、3月をめどに水まわり商材を中心としたリフォーム事業を本格化する。本社の1、2階部分を改装し、ショールーム化。5人チームで提案をスタートする。
同社は給湯器をWEBで販売するビジネスの先駆け的存在。WEBを強化した2006年頃から売上高は右肩上がりに増加し、前期は11億5100万円だった。2006年時と比較すると、売り上げが約10倍に拡大した。
今期は新施策としてリフォーム事業に本腰を入れるため、初となるリフォームショールームを構築する。1階は2台のキッチンを配置し、料理教室などのカルチャー教室スペースとする。2階はキッチン1台、バス、トイレ、洗面各2台のほか建材も配置。商品も見られる提案空間とする。
森崇伸社長は「まず体制作り」と戦略を話す。チラシなどで集客を行う構想だが、新ショール―ムでテストを行いながら事業モデルを確立させる考え。将来的には、リフォーム拠点の拡大も視野に入れている。
現在の拠点は関西と関東で10カ所。従業員約50人。

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