榮建リフォーム・システム(大分県別府市)はこのほど「体感できるスペース」づくりを目指し、別府の本社ビルをリニューアルした。35年以上の古いビルで手狭、接客ブースも少なかったため4、5年前から計画していたもの。これまでは施主との打ち合わせが多いと8~10組重なり、社長室を使うこともあったという。
リニューアルを機に1~3階まで約9室のスペースを確保。また「顧客管理」データを整理整頓する保管室も設置した。
1階は不動産・新築のプランニングルーム、2階は営業室・事務室・お客様プランニングルーム、3階はショールームとデータ保管室を設置。2、3階のブースは、マンションや戸建てのリフォーム提案や企画住宅・シンプルモダンティストなど新築商品の提案などに活用していく。
7月25、26日はOPEN記念イベントとして「リフォーム&増改築 ~住まい大相談会」と、市内「朝見の家」での新築完成見学会を同時開催。本社会場では「全面改装・増改築相談会」と「中古住宅リノベーション相談会」を開催した。
告知はHPのほか新聞折り込みチラシ1万2000部、リフォーム部DM986通、不動産部DM341通を配布。2日間でリフォーム企画に36組71人、新築企画に43組83人が来場した。イベントでの現調依頼は11件に上り、売り上げは8000万円ほどの見込み。
またリフォーム・増改築相談では謝恩価格の最大84%割引で各種商品を販売し、電話での問い合わせも多くあったという。1家族2枚までの無料網戸張替サービス、ハズレなしの抽選会や子供向けDIY体験会やヨーヨー釣りなども行った。
なお、同社の前期のリフォーム売上高は11億円を達成しており、今期目標は13億円。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
WEB限定記事(2025/06/23更新)
-
1653号(2025/06/16発行)4面
-
1653号(2025/06/16発行)4面
-
1653号(2025/06/16発行)1面
-
1653号(2025/06/16発行)10面