アキュラホーム(東京都新宿区)が主催する日本最大級の工務店ネットワーク「ジャーブネット」は、ホテルイースト21東京で「第16回全国大会」を開催した。
毎年、全国各地の会員工務店とアキュラホーム幹部社員が集い、1年間の活動実績と今年度の方針を共有する場として開催。当日はアキュラホーム・ジャーブネットシンポジウムも併催した。会員のほか学識経験者、行政、住宅関連団体に加えて一般からも参加でき、今年は総勢853人(前年比152%)が参加した。
当日発表されたジャーブネットの昨年度の実績は注文数が前年比7.3%減少の6711棟、累計11万棟超、平均注文棟数22.0棟。住宅建築事業を取り巻く市況は厳しく、新設住宅着工戸数は前年比で10.2%減少、持家の新設住宅着工戸数は前年比で21.6%減少(矢野経済研究所「住宅トレンド徹底分析2015」より)している中、ジャーブネットは既存会員の底上げに注力。
新規募集を行っていないため、会員数は298社と前年度の320社から微減(前年比6.9%減少)したが、会員1社あたりの平均注文数は22.0棟(アキュラホーム実績1459棟を除く)と、厳しい市況下においても20棟以上を維持していることが明らかとなった。
また今年度の方針も発表。例えば、永代家守り・暮らし守り・地域守りの地域密着型のアフターケアサービスを深化させた『家守り活動』をさらに推進するものとして支店となる『家守り工房(仮称)』をオープンする。

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