海まで歩いて2分、波音が聞こえる湘南の沿岸地区にカリフォルニア工務店、岩切剣一郎氏が住むリノベーション住宅がある。
リビングから半ソトのデッキにひと続きにしたことで解放感ある空間を演出
プロの画家が自宅兼アトリエとして使っていた築40年の平屋を「ヴィンテージハウス」のコンセプトの元、従来の住まいの良さを生かしつつカリフォルニアの空気感を取り入れた。
自ら設計士として、さまざまな住宅を世に送り出してきた岩切氏。こだわりは随所に表れている。例えば庭として使われていた建物に隣接する部分には木製ポーチとデッキを新設。リビングからひと続きの空間をつくり、解放感を演出した。半ソトの環境ではバーベキューなども楽しめる。
そして、ポーチの脇、外にもかかわらず設置されているのは、シャワーブース。サーフィンが趣味の岩切氏が海から帰って来た際、シャワーで自らの海水を流し、サーフボードも洗うことができる仕掛けだ。

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