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愛知県犬山市にある駅ビルをリノベーションするプロジェクトが進んでいる。取り組んでいるのは、名古屋鉄道(愛知県名古屋市)とリノベーションを手掛けるエイトデザイン(同)だ。
物件は犬山駅上にある8階建てのビル「エスパシオン犬山」だ。築年数は25年。もともと2階が駅改札、3階が進学塾、4階以上が単身者向けの賃貸住宅だった。
これを「SUMU INUYAMA」という名称のプロジェクトで、子育て世帯や独身の女性が住むのに適した、多世代が交流できる賃貸住宅に改修する。
子育て世代向けには、約70平米の面積で7室を用意。室内には芝生マウンテンやハイハイグラウンドという子供の遊び場やベビーカー置き場など、0歳から6歳までの子育てに適したスペースを用意。また、女性の単身者向け住宅は、約35平米で、アウトドア、読書、料理、オシャレ好きなど、女性の嗜好に合わせた4つのパターンの室内を合計12室用意している。
1階にはキッズカフェと洋菓子店がテナントとして入り、入居者や駅利用者の交流を促す仕掛けも作っている。そもそも、同物件は建物の経年による劣化などにより、空室が目立っていた。名古屋鉄道としては単に改修し入居率を高めるだけでなく、エリアを活性化させるプロジェクトを検討していた。

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