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ユナイテッドアローズがつくる住まい、グローバルベイスとコラボ

ユナイテッドアローズがつくる住まい、グローバルベイスとコラボ

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リノベーションの物語

RE:Aprtment UNITED ARROWS LTD(グローバルベイス)

再販大手とコラボレーション

 大手アパレルメーカーのユナイテッドアローズ(東京都渋谷区)が全面プロデュースするリノベーションブランドが立ちあがった。ブランド名は「RE:Aprtment UNITED ARROWS LTD」。買取再販大手のグローバルベイス(同)が展開する中古マンションリノベーションのサービス「マイリノ」の1ブランドとしてスタートする。グローバルベイスの野田清隆常務取締役に、その狙いと戦略を聞いた。

ユナイテッドアローズ リビングの脇には3.7畳の書斎を用意リビングの脇には3.7畳の書斎を用意。
壁ではなく、ガラスで間仕切ることで、LDKとの空間的なつながりを持たせている

ブランドの世界観をそのまま住まいに

 今回のコラボレーションが行われる「マイリノ」とは、中古住宅マンションとリノベーションをワンストップで行うサービス。プランニングの際の選択肢に、ユナイテッドアローズ監修のプランを加えることで、よりデザインにこだわった層の取り込みと、リノベーションならではの魅力を広く知ってもらうことが狙いだ。

 昨年12月には、「RE:Aprtment UNITED ARROWS LTD」初のモデルルームを完成させ、1月6日からサービスを開始した。

 同モデルルームは、築47年、広さ75.97平米、2LDKのマンション。11階にあり、井の頭公園を臨む展望が特徴だ。基本的なプランニングはユナイテッドアローズが担当。それをグローバルベイスが現場に落とし込んだ。

ユナイテッドアローズ 寝室のウォークインクロゼットはガラス張り寝室のウォークインクロゼットはガラス張り。
アイアンのフレームは、キッチンの収納や書斎と同じものを使用している

施工費用は1900万円の高価格帯

 こだわりのポイントは2つ。1つは素材感。リビングダイニングの壁面には、一般には流通していないが、ユナイテッドアローズの店舗に採用されている天然石を使用。この天然石は、キッチンや洗面化粧台の天板にも使われている。さらに、リビングに隣接する3.7畳の書斎スペースは、アイアンの枠を使ったガラス張りとなっている。この組み合わせキッチンのリビング側に設けられた収納にも採用されており、全体に統一感を持たせている。

ユナイテッドアローズ オリジナルのキッチンにもダイニングテーブルにもシーザーストーンの天板を採用オリジナルのキッチンにもダイニングテーブルにもシーザーストーンの天板を採用。
キッチンのリビング側にガラス張りの収納を設けている点もポイント

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