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1棟2000万円でリノベーション
住宅リフォーム事業から空き家の再生事業への転換を図り、売り上げを大きく伸ばしたのがレアル(京都府京都市)だ。同社は、2016年に空き家となっている京町屋を宿泊施設へとリノベーションする事業を開始。それからわずか2年で、会社売上高は6億8500万円から32億円まで拡大。今期は48億円超えを狙う。
格子戸や暖簾など、京町屋の趣を残した外観
稼働率は80%
同社の設立は2013年。当初は住宅リフォーム事業が中心で、大手家電量販店の店内に窓口を設けて集客していた。2期目で2億6400万円、3期目は6億8500万円を売り上げていた。
転機が訪れたのは、4期目。京町屋をリノベーションで宿泊施設にコンバージョンする事業をスタートしてから。「京町屋はそもそも住み心地があまり良くない。それを無理に快適にしようとすると、京町屋の良さが失われてしまう。それならば、そのまま宿泊施設として使えばいいと考えました。外国人観光客の増加にも背中を押されました」(児玉舟社長)

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