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飲食店、美容室の改修
リフォームの職人でありながら、アーティストとしても活躍する人がいる。栃木県でリフォームを手掛ける山形建築工業(栃木県宇都宮市)の山形和宏常務は、20歳頃から独学で学んだ絵画技術を生かしたリフォームを行う。昨年から10件ほど手掛けた。始めた理由や、リフォームと絵画に対する思いを語った。
最初は戸袋の修理だけだったが、戸袋に絵を書くことで集客にも効果を得た
水性の塗料で描く
ある焼鳥屋の戸袋修理の依頼では、看板に焼き鳥の絵を描いた。その絵は、今にも食べたくなるようなリアルさだ。
また、美容室の中に縦、横3m×3mの巨大な壁画を書いたこともある。壁には、男女の顔と骸骨が混ざった「アート」に近い絵画を完成させた。
「普段は写実的な絵画を書いているが、その店のオーナーに大胆に描いてほしいと言われた」(山形常務)
さらに、2週間の制作期間中には、SNSに過程を毎日報告。更新中は、大阪からも観覧者が来るなど盛況だった。

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