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新和建設、古民家再生でリフォーム売上20億円

新和建設、古民家再生でリフォーム売上20億円

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要約すると

・木造注文住宅を手掛ける新和建設は、リフォームで約20億円の売上
・リフォームのターゲットは築50年以上の古民家で、全面改装を狙う
・自社で育てた大工の再生技術力が、思い切ったリフォーム案件の受注に


2000万円以上の改修が年40棟

 年間200棟の木造注文住宅を手掛ける新和建設(愛知県北名古屋市)はリフォームでも約20億円を売り上げる「ストックビジネス」の有力企業だ。さらに特徴的なのは、1000万円以上の大型リフォームが60棟以上あるという異例のビジネスモデルを展開。戦略について藤井徹常務取締役に聞いた。

新和建設 古民家を大改装するが、柱や梁など既存を生かしつつ再生するのが強み古民家を大改装するが、柱や梁など既存を生かしつつ再生するのが強み

築50年以上に照準

 新和建設のリフォームのターゲットは独特だ。主に愛知県、岐阜県にある築50年以上の「古民家」が対象。建て替えではなく、さらに長持ちさせて住み続けたいと考えるオーナーに全面改装を提案していくというモデルなのだ。

 古く、かつ、床面積も大きな邸宅である場合がほとんどなため、リフォーム請負単価も大きくなる。前期ベースでは1000万円以上のリフォームが62棟、2000万円以上でもなんと40棟もあるのだ。

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