・建材流通のソーゴーは、顧客満足度にこだわった経営で年商246億円
・優秀な取り組みを表彰する「CS大賞」を実施し、社員を評価
・営業マンの給与査定項目にCS報告も含まれ、モチベーションアップに
年2回営業マン表彰
多くの建材流通が苦戦する中、着実に事業を拡大し続けているのがソーゴー(東京都板橋区)だ。前期は8%増収で過去最高の売上高246億円をマーク。今期は255億円、設立60周年となる2022年度には300億円の売り上げを計画している。CS(顧客満足度)向上にこだわって実績を上げてきた佐藤慶太社長に事業戦略を聞いた。
取引先の希望で生まれた魚屋の出張ランチ「ととテラス」は月1の恒例イベントとして定着。認知度アップに貢献している
スタッフ全員がCS向上の主役
5000社にもおよぶ膨大な取引先に対して細やかなCS活動を実現できているのは、スタッフ一人一人が積極的に取り組んでいるから。
同社では、優秀な取り組みを表彰する「CS大賞」という大会を年に2回実施している。
まずは7つの支店の中で予選を実施。その後の本大会では、予選を勝ち抜いたCS活動の中からトップを決める投票を全社員で行う。1~3位に入賞したスタッフは、普段行けないような高級飲食店に招待される。

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