- トップ
- > 中古住宅・リノベーション
- > ビーシーシー、築古の大型賃貸をフルリノベ
最大で賃料が2倍強に
ビーシーシー(東京都港区)は、六本木駅から徒歩4分にある築48年の賃貸マンションの一棟丸ごとリノベーションを進めている。トレーディングスタンプ(景品引換券)の製造と販売、回収、景品の引き換えをメーン事業としているが、事業の多角化のため、不動産事業にも注力している。小嶋三根樹執行役員にリノベーションのポイントを聞いた。
キッチンは200万~300万円かけて造作
テーマは「古き新しい東京」
物件のデザインコンセプトは、新築にはないヴィンテージ感を残した、「古き新しい東京」。マンションの顔となるエントランスは市松模様をモチーフにデザイン。床には平田タイルの意匠タイルを採用するとともに、宅配ボックスを新設し、利便性も向上させた。エントランスだけでも700万円を費やすほど力を入れている。
外壁タイルには落ち着いた色を採用する一方で、エントランスの一部に新築時からある大理石をあえて残した。そして、4Fと5Fをつなぐ階段は秋のケヤキ、5Fと6Fをつなぐ階段は冬のケヤキをモチーフにデザインし、東京の街並みの変化を表現している。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1661号(2025/08/18発行)1面
-
1660号(2025/08/11発行)2面
-
WEB限定記事(2025/08/11更新)
-
1660号(2025/08/11発行)17面
-
1660号(2025/08/11発行)1面