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《ストック活用》築130年超の古民家を宿泊施設に

《ストック活用》築130年超の古民家を宿泊施設に

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要約すると

・ハバタクとkedamaは古民家を有効活用する「シェアビレッジ」を運営する
・秋田県五城目町にある築130年超の茅葺の古民家が使われている
・村民と呼ばれる2000人強の会員は、改修や地域イベントに参加できる


 古民家をリフォームして有効活用するユニークなプロジェクトがある。学びをテーマに活動するハバタク(東京都千代田区)と厳選米を産地直送するwebサイトを手がけるkedama(秋田県北秋田市)が運営する「シェアビレッジ」だ。これは、「村民」と呼ぶ会員が古民家に宿泊したり、地域のイベントに参加したりできること。村民は2000人強。同プロジェクトについて、ハバタクの丑田俊輔社長に聞いた。

古民家をシェアリング?

ハバタク シェアビレッジの外観シェアビレッジの外観。築130年超えの古民家を改修した

会員は2000人強の「村民」

 「複数の人が古民家をシェアすることで次の時代につなげていきたい」と丑田社長は話す。

 初めての「村」は、秋田県五城目町にある築130年超の茅葺(かやぶき)の古民家。かまどのある土間や板間、茶間など、開放的な空間が広がる。広々とした庭には、秋田の野草や食べられる植物などさまざまだ。季節ごとに変化する色が楽しめる。トイレと風呂は古かったため、地元の人たちと改修。茅葺屋根も傷んでいたため補修した。「茅刈りの季節に全国から村民が来て、みんなで茅を束ねて裁断して、職人さんが屋根に登って葺き替える。村民になった人たちと村を作っていくという、新しいコミュニティを作ります」と丑田社長は語る。

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