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時間の厚みを感じる仕事場に
ネスティング(埼玉県草加市)は1月19日、1950年竣工の鉄工所倉庫をリノベーションした草加市初のコワーキングスペース「TORINO'S(トリノス)」をオープンした。起業支援やセミナーなど、利用者や地域に向けた取り組みも行っていく。
1950年竣工の鉄工所倉庫をリノベ
同物件の広さは92平米。当時からある壁のトタンの波板や梁が、元鉄工所倉庫の歴史を感じさせる。また、独特なうずまき模様のガラスも特徴的だ。川畑喜史社長は、「元倉庫の風合いをできるだけ残しました。アンティークな空間や居心地の良いレイアウトにしています」と話す。
内装は、同市でアウトレット雑貨販売店を展開する「チアーズ」がプロデュースし、インテリアはチアーズの商品として配置している。椅子や机などのデザインは全て異なるが、まとまりのあるコーディネートを演出。商品が売れた場合は新しいものを仕入れるため、利用者は毎回異なる雰囲気を楽しむことができる。また、同施設では草加市の個人事業者と、異なる事業を行う利用者とのマッチングなどの取り組みも行う。

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