・シャガ防水工業は、エバーガード工法という外壁剥離防止工法で業績を伸ばす
・この工法で年間2万平米の外壁を補修し、今後はリゾート施設を手掛ける狙い
・地元での認知度向上を目指し、フリーペーパーを活用した広告も行う
年2万平米を施工
シャガ防水工業(東京都品川区)は、エバーガード工法という外壁剝離防止工法で業績を伸ばしているリフォーム会社だ。この工法だけで年間1万8000平米、全体で2万平米を超える外壁を補修している。
創業11年ながら、賞の数は多数
エバーガード工法とは、外壁タイルの剝離を防止する特殊工法。まず、特殊専用アンカーで現状のタイル・張り付けモルタル層を躯体に固定する。その上に塗膜強度が高く耐久性に優れた、透明度の高い特殊ウレタン樹脂を被膜。意匠性を保持し、剝落を防止するメーカー認定施工工法だ。
「この工法はメーカー10年保証付きです。築10年経過した建物のタイルは、所有者責任において3年に一度外壁状態をチェックしないといけないが、エバーガード工法だと免除される。10~15年後のランニングコストで見れば、オーナー負担を減らせる。単価は1平米1万円」(水野秀一社長)
施工エリアは全国で、協力会社は約50社。下請けが7割以上で、施工物件はマンションが主。学校や消防署、市役所などの公共物件の大規模工事も行う。

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