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空き家1000万戸問題、収益生み出す再生と管理がカギ

空き家1000万戸問題、収益生み出す再生と管理がカギ

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 空き家数の増加が深刻な問題になっている。現時点で800万戸もの空き家があると言われており、今後も増加していくと見込まれている。膨大な数の空き家を今後どのように管理や運営をしていくかが問題視されているが、そもそも空き家とはどのようなものか。ここでは空き家が発生するメカニズムについて解説する。また、空き家関連の事業はどのような取り組みをしているか紹介する。

 現在は空き家が増加していると言われているが、その実態はどのようなものなのだろうか。

(『空き家市場データブック2016』より抜粋 発行:リフォーム産業新聞社)

空き家数と空き家率

 上記のグラフを見ると、過去と比較し現在空き家数が著しく増加していることがわかる。2013年において空き家の戸数は819万戸程度で、今後の予測では2033年には空き家の戸数が2146.6万戸になると予想されている。これは現在のほぼ2倍の数値である。

 このように増加している空き家だが、そもそも空き家とはどのようなものなのか。実は空き家には4種類ある。

(1) 2次的住宅:別荘などたまに利用されるもの

(2) 賃貸用の物件:賃貸を目的として空き家になっているもの

(3) 売却用の住宅:売却を目的として空き家になっているもの

(4) その他の住宅:(1)(2)(3)以外の空き家

(同書より抜粋)

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