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ニューユニークス、「リノベーション・オブ・ザ・イヤーこだわりデザインR1賞」受賞極限まで黒くした家が完成

ニューユニークス、「リノベーション・オブ・ザ・イヤー こだわりデザインR1賞」受賞 極限まで黒くした家が完成

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要約すると

・リノベーション・オブ・ザ・イヤーを受賞したニューユニークスの作品について
・マンションの1室を家具や家電も含め徹底的に黒くした作品
・チーフデザイナーの菅谷氏はリノベならではの可能性を感じたと話す


 マンションの1室を極限まで黒くしたリノベーションが完成した。それが、ニューユニークス(東京都渋谷区)が手掛けた「もっと黒くしたい」だ。商品選びから塗装、さらに光の当たり方までも全て黒にこだわった。昨年のリノベーション・オブ・ザ・イヤーでは「こだわりデザインR1賞」を受賞した。

ニューユニークス 床はヘリンボーンで、黒の中にグレーを混ぜることでメリハリがついている床はヘリンボーンで、黒の中にグレーを混ぜることでメリハリがついている。
かつての白壁の姿は全く残っていない

黒だけでも艶や濃淡を出す

 「この物件の特徴は、徹底的に黒くしたこと。いかに美しい黒にするか、少しでも黒が際立つように質感の違う黒を何色か使用し、のっぺりしないようにしました」(菅谷栄二チーフデザイナー)

 木のフローリング、タイルや塗装の黒は、艶や濃淡をどう出すかを考え、セレクトした。キッチン台はシルバーグレーが混在し、キッチンが際立つ。照明の光量は、生活できる最低限の光を確保。床はヘリンボーンで、上から光が当たると反射してグレーになる。「床と壁の黒が、光の当たる角度で違う色になるようになっている。塗装の色番も1品番ずつずらし、垂直と水平面にある黒が微妙に変わる。ヘリンボーンはアクセントになるようにしました」

 唯一白いのが洗濯機。「洗濯機だけは黒が見つからなかった」。道路に面する窓は下地と断熱材を入れ閉じた。「窓回りはノンフレームで、いつでも壊せるようにして間仕切りのようにしています」

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