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- > ホテル改装、じわり増加中古住宅もビルも次々「用途転換」
・空き物件が次々とホテルに生まれ変わっている
・背景にあるのは訪日観光客の急増による宿泊ニーズの高まり
・投資家にとっても新築よりコンバージョンの方がコスト減に収まるメリット
訪日外国人が年間3000万人を超え、宿泊ニーズが高まる中、空き物件が次々とホテルに生まれ変わるケースが増えてきている。戸建てやビルが「用途転換」されるケースが多く、既存建物の有効活用が進む。投資家からは賃貸住宅より稼げるとの声もあり、注目が集まっている。
戸建てをホテルにした「待月亭」
稼げる?投資家から熱視線
「戸建て住宅をホテルに生まれ変わらせる事業をしています」。こう話すのはハウスバード(東京都中央区)の浅見清夏社長。2年半程前から宿泊施設のプロデュース業を開始し、実績は30件を超える。
例えば、京都にある築40年超えの元戸建てを「待月亭」というホテルに再生。最大4名が泊まれる1棟貸しタイプで、ファミリーに人気だ。「1棟借りたいニーズはニッチですが、しっかり狙いを明確にしたホテルの方が、他と差別化できるので旅行客を集められる」と浅見社長。

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