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ブルースタジオ「リノベーション・オブ・ザ・イヤー2019500万円未満部門グランプリ」受賞、地下倉庫が図書館に変身

ブルースタジオ「リノベーション・オブ・ザ・イヤー2019 500万円未満部門グランプリ」受賞、地下倉庫が図書館に変身

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「リノベーション・オブ・ザ・イヤー2019」500万円未満部門グランプリ
我が家の遊び場、地下に根ざす

 暗くジメジメしていた8平米の地下室を、大人も子供も楽しめる場に変えたリノベーション事例がある。それが、ブルースタジオ(東京都中野区)が企画、設計監理した「我が家の遊び場、地下に根ざす」だ。昨年、リノベーション協議会(東京都渋谷区)主催の「リノベーション・オブ・ザ・イヤー2019」において、500万円未満部門グランプリを受賞した。

ブルースタジオ 白の中に濃い色があり、メリハリをつけている上:白の中に濃い色があり、メリハリをつけている
下 Before:リノベーション前の室内。倉庫として使用され、段ボールなどが山積みになっていた地下室内の概観。

地上の床材と対照の色に

 今回リノベーションしたのは、築39年の3階戸建ての地下1階。地下2.5mに位置し、かつては倉庫として使用され、段ボールなどが山積みで手つかずの場所だった。リノベーションの一番の特徴は、明るさを確保して誰もが入りたくなるような場に変えたこと。まず、床は「サペリ」という複合フローリングを採用。表面は無垢で、赤みがかった色になっている。四方を囲む本棚、フローリングの色味を合わせ濃い色に塗り、集成材や無垢材を使用している。地上の床材の色が明るいのとは対照的だ。

ブルースタジオ 上から見降ろしたところ上から見降ろしたところ。床の色の違いがよくわかる

 壁面は白に塗った。床下は間接照明を入れることで、非日常的な空間として囲うことをイメージしている。「壁面が白いのは、シアタールームとして使用する際にプロジェクターを投影するため。柱の部分は構造上取り外せなかったので、ブルーグレーに塗装して、色のメリハリをつけました」(岡﨑絢氏)

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