有料会員登録で全ての記事がお読みいただけます

収納量確保したMUJI×UR新団地リノベ広い「押入れ」こそ団地の良さ

収納量確保したMUJI ×UR 新団地リノベ 広い「押入れ」こそ団地の良さ

このエントリーをはてなブックマークに追加

「無印良品」ブランドを展開する良品計画(東京都豊島区)グループでは、築古団地の改修に取り組んでいる。同グループで住空間事業を担うMUJI HOUSE(東京都豊島区)が中心となり、都市再生機構(UR都市機構)が管理する物件を次々と再生。過去10年で1000戸もの物件を再生している実績は意外と知られていない。団地にはシニアが入居するケースが多いのだが、プロデュースした物件は若者からも支持を集め「住みたい」との希望が後を絶たない。なぜ人気なのか。

MUJI HOUSE 上下2本の長押上下2本の長押。間にボードを渡したり、棚を取り付けて絵や小物をディスプレイしたり、カスタマイズができる

MUJI HOUSEは今回、新たな団地のリフォームプラン「MUJI×UR Plan+S」をスタートした。SとはストレージのSで、従来のプランよりも収納量を確保した。

例えば、これまでは押入を壊してスペースを広げるケースもあったが、今回はあえて押入を残した。衣類をかけられるように上部に突っ張り棒を設置。さらに中棚も取り付けた。机と同じ高さにし、押入れ自体をデスクスペースとしても活用できるようにしている。

MUJI HOUSE 押入れの中には突っ張り棒が渡してあり、クローゼットのように使用できる押入れの中には突っ張り棒が渡してあり、クローゼットのように使用できる

古さを感じさせてしまう長押だが、あえてこれも残した。入居者はここに有孔ボードを取り付ければ、様々なモノがかけられるようになる。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

毎日ニュース配信中!リーフォーム産業新聞公式LINE

リフォーム産業新聞社の関連サイト

閉じる