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GOEN(大分県大分市)が展開する住宅相談窓口「おうちの買い方相談室」の直営店で中古住宅リフォームの相談案件が増えている。
月間約30件の問い合わせのうち、昨年9月まで新築7割、中古3割の比率が10月以降は同率もしくは中古案件数が新築を上回りだしている。営業部の久保徹弥係長はその理由を「原材料の高騰などで新築の価格が上がったことにより、中古へのニーズが急激に高まったのではないか」と話す。
住宅相談窓口「おうちの買い方相談室」
「おうちの買い方相談室」は、住宅購入希望者にライフプラン設計まで含めて購入をアドバイスする窓口。宅建業者の免許を取得してからは、中古住宅の仲介事業も開始。新築住宅事業者のみでなく、中古住宅仲介に合わせたリフォーム事業者の紹介も開始した。
仲介に力をいれた理由を久保係長はこう話す。「僕自身が中古住宅を買ってリノベしたんです。新築よりも安く自由が手に入って予算も抑えられて、妻にも満足してもらえました。お客様にも、限られた予算で好みのキッチンや間取りが実現できるよう提案しています」
ただ、顧客にとって購入する中古住宅の見極めは難しい。そのため、同社が顧客と物件見学する際には、提携のリフォーム会社が同行。リフォームの概算費用などを伝えてもらい、スムーズな物件選びにつなげている。紹介するリフォーム事業者は5社から選定。顧客が優先したいものを聞き取り、そこにマッチした強みをもつ会社を優先的に紹介する。
「耐震性や間取りなど、お客様の求めるものを的確に把握し、そこにきちんと向き合うリフォーム会社が信頼されて成約率も高いですね。連絡を欠かさないのもポイントです」(久保係長)
「おうちの買い方相談室」は直営店の2店舗とFC事業者を含め全国に69店舗を展開。今後は加盟店にも中古リフォームの提案ノウハウを広げていく方針だ。
営業部 久保徹弥係長

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