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リノベーションネットワーク「70年代不動産」を運営するヤマダタッケン(石川県金沢市)は、「松任DOWNTOWNリノベーションモデル」をオープンした。白山市辰巳町の旧松任商店街にある築35年3階建ての倉庫兼住宅を改修したもので、70年代不動産の技術やアイデアが詰まった場所になっている。
天然石のようにつくられた1階のバーカウンター
1階は店舗改装、2階はマンションリノベ、3階は一戸建てリノベとフロアごとにテーマを変え、1棟であらゆるリノベーションを体感できる。1階はバーをイメージ。デザインコンクリートで天然石のようにつくられたバーカウンターをはじめ、塗装で木のように見せた鉄骨の柱やサビ塗装を施した壁など、同社の技術が存分に発揮されている。
2階はカリフォルニアのアパートメントをイメージ。既存のクロスや建具を生かし、ペンキを塗ることでレトロな味わいを醸し出した。3階は和室を改修。ミニロフトに生まれ変わった押し入れや電話ボックス風に塗装されたトイレの扉など、遊び心のあるアイデアが随所に散りばめられている。
カリフォルニアのアパートをイメージした2階
和室をリノベーションした3階
70年代不動産は、1970年代の中古住宅をビンテージテイストで再生するリノベーションブランド。既存の生かせる部分はそのまま残し、ペインティングやエイジング加工、デザインコンクリートの技術でビンテージ感を演出する。
「ゴミを出さないので環境に優しく、コストもおさえることができます」と澤野恵社長。同物件の見学会を実施している。
澤野恵社長

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