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リアルゲイト(東京都渋谷区)は築年数の古いビルをリノベーションし、新たなオフィスへと生まれ変わらせる事業を手掛ける。再生したオフィスの稼働率は96%と、「ボロビル」が次々に人気ビルに生まれ変わっている。岩本裕社長は中小ビルが年々古くなっていく中、リノベーションにチャンスがあると語る。
東証に上場
同社は今年6月に東証グロース市場に上場した注目企業だ。売上高は2022年9月期で約58億円。営業利益は約4億3000万円。今期の着地予想は売上高69億円で、営業利益が5億1000万円を見込んでいる。
主事業は古ビルを再生する「フレキシブルワークプレイス事業」だ。この事業のターゲットは借り手が付きにくくなってきた築30〜45年のビルオーナー。岩本社長は「特に多いのが30年、40年という長い間、全フロアを借りていてもらった企業が抜けてしまって、その次の大口の借り手が決められない、と悩まれているような方が非常に多い」と話す。
そこで同社はオーナーからビルを借り上げ、再生し、新たなテナントを募集して稼働させるマスターリース契約を推進。入居した会社からの賃料が同社の売上になる。

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