- トップ
- > 中古住宅・リノベーション
- > モリタ装芸、築120年の古民家を施主施工を行いなが...
柱や梁1本1本の埃を払って磨く。床材を剥がし、洗って磨き、再利用する。土壁の土を取っておき、左官で使用する・・・。モリタ装芸のリノベーション部門classicaL・小倉直之氏が「リノベーション」という言葉の意味を改めて考えるきっかけになったという事例が「戻す家」だ。リノベーション協議会(東京都渋谷区)が主催する「リノベーション・オブ・ザ・イヤー2023」の1500万円以上部門で最優秀賞と、高い評価も受けた作品を詳説する。
古民家の既存建材を再利用 減築して採光部分を確保
築年数125年
2階の屋根まで吹き抜けの大空間。夜、照明が付くとさらに趣が増す
賃貸アパート住まいだった30代の施主夫婦は、担当の小倉氏が手掛けた古民家リノベーションの友人宅を見て、新築ではなく古民家を購入し、リノベーションしたいと決意した。半年かけて見つけたのが、新潟県長岡市に立つ築125年の本物件だ。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1636号(2025/02/10発行)10面
-
1635号(2025/02/03発行)11面
-
1634号(2025/01/27発行)1面
-
1633号(2025/01/20発行)3面
-
1633号(2025/01/20発行)13面