リフォームワン、リノベ平均単価は800万円、専用ソフトで資金計画提案

リフォームワン

リノベーション平均単価800万円！水回り案件が資金計画で大型案件になる方法を一挙公開！

本企画では、リフォーム産業新聞主催のプロ向けイベント「リフォーム産業フェア2024」で実施されたセミナーのダイジェストを紹介していく。第8弾はリフォームワン（長野県上田市）の山﨑昇社長のセミナーだ。リフォームの平均単価は800万円を記録し、秘訣はおせっかいな気持ちからくる将来ビジョンを作成することにある。

売り上げは5.4億円

資金計画ソフト「マイホームFP」を活用し、毎月の返済額などをシミュレーションしている

同社は2000年に設立された総合建築・不動産会社だ。社員数25人、売上高は5億4000万円。住まいを通じて「好循環型社会を創る」という理念のもと、ヒト・モノ・カネをスパイラルアップしながら循環させ、豊かな暮らしを共につくることをビジョンに掲げている。

同社が重視している考え方は「おもてなしとおせっかい」だ。この考え方に基づき、顧客の将来設計などを提案している。以前の平均単価は約90万円だったが、現在は800万円を誇る。

同社ではリフォーム・リノベーションのやり方の流れ方を説明している。また、「打ち合わせ記録カード」を用いて顧客の名前や現状などをヒアリングしている。カードの活用でプロであることをアピールし、丁寧さで信用度の向上につなげている。