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中古住宅売買のきっかけをネットで生み出す新しいサイト「不動産広場」が4月にオープンする。運営するのは不動産広場(東京都港区)。
新サイトは中古住宅、新築、競売物件、投資物件などの情報が閲覧でき、購入や相談を希望するユーザーとプロの事業者をマッチングするサイト。現在はプレオープンの準備期間だが、すでに635社の不動産会社が加盟している。登録物件は約500件。
すでに635社が加盟
特徴は紹介されている物件すべてに不動産会社の営業担当者の顔写真がある。また、プロフィール、所属会社、運営ブログ、facebookへのリンクなどがある。
さらに、紹介物件については従来のマッチングサイトとは異なり、売り主がどうして物件を売ろうと思ったのかという売却動機や、物件の魅力が解説されている。ある物件には「お子様たちの独立で大きな家が必要なくなり、小さい家に住み替えるため売りに出す」といった理由が書かれている。
青山一広社長は「従来からある不動産ポータルサイトは情報が少なく、ユーザーのもっと詳しく物件のことを知りたいというニーズと合っていませんでした。できるだけ現場に行かずに、ネットだけで物件が分かり、担当者がどんな人なのかまで分かるようにしたのが『不動産広場』です」と話す。
また、青山氏は全国の中小不動産会社は良い物件を預かっても、大手に比べてブランド力がなく、なかなか売れないという悩みがあると指摘。サイトを自社PRの場としても活用してほしいと話す。なお、ユーザーの利用は無料。事業者の物件登録などは有料。

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