介護リフォームを中心事業として行う勝建ホーム(神奈川県平塚市)は、まだ介護の必要がない50~60代のリフォーム顧客に向けた介護の予防的な工事提案が好評を得ている。
同社が提案する予防リフォームは、段差の取り除きや、引き戸への変更、将来の手すり設置に備えた下地合板の取り付けが中心。
特に下地合板の取り付けは、廊下の内装を変える際に、工事のついでとして顧客の負担が少ない程度で提案している。手すりを設置するときに下地が壁に入っていないと、横木を当てて、より通路に向かってはみ出す形になるため、動線が狭くなる可能性がある。同社は13年前からリフォームを提案しているが、近年、予防工事に関心を示す顧客は増えている。
「近年、介護や高齢者医療に関心を持つ顧客が増えてきたことから取り入れる方が多いです。」(川崎久満社長)
同社の今期年商は1億3000万円の見込み。

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