- トップ
- > 中古住宅・リノベーション
- > リノべるリノべ成約数、前年比3倍を計画
リノべる(東京都渋谷区)はこのたび、「第1回リノべる。フォーラム2014」を開催した。不動産会社など95社、151人が出席した。イベントではリノべるの山下智弘社長が今後の経営方針を発表。同社が主力とするマンションリノベーションパッケージ商品「リノべる。」の受注数を大幅に拡大する。今期の受注数は前期比で約3倍の300件、来期600件を計画している。なお、同社のリノベーション平均単価は約850万円。
フォーラムで講演する山下智弘社長
受注を増やすためにウェブでの集客を強化する方針で、ベトナムのIT会社エボラブルアジアとの協業を強化する。さらに、不動産サイト「ヤフー不動産」との連携を強化し、認知度を高めていく。なお、同社の集客はウェブ経由が95%。
また、今後は生花ブランド、食品ブランドともコラボレーションする計画。山下社長は「ITとリアルを組み合わせて、消費者との接点である『コンタクトポイント』を増やしていきたい。リノベーションの裾野を広げていく」と話す。
さらに、人材育成のため「リノべる。大学」という教育コンテンツを作る。これは動画コンテンツで、中古住宅やリノベーションの魅力、営業方法などについて学ぶもの。社内スタッフや、提携する不動産会社担当者向けに提供する。
その他、築20年超で、リフォーム前の中古マンションの情報収集も進める。物件と改修費を一体でローンを組むための提携金融機関も増やしていく方針だ。同社では近い将来IPOも視野に入れている。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1654号(2025/06/23発行)29面
-
1654号(2025/06/23発行)23面
-
1654号(2025/06/23発行)17面
-
1654号(2025/06/23発行)36面
-
1653号(2025/06/16発行)13面