リノベ人気デザインは？「コンクリートあらわし」

　中古マンションのリノベーション事業を手がけるニューユニークス（東京都渋谷区）は８月25日、５つのスタイルから選ぶことができるリノベーションパッケージ商品「5-SCENES（ファイブシーンズ）」を発売した。同社が過去７年間の間に手がけてきたフルオーダーメードの約400件の事例を分析し、人気のデザインを商品化した。

AGING（エージング）
天井・壁にコンクリートあらわしの仕上げにし、重厚感のあるフローリングと組み合わせるのが特徴

過去400事例を分析し、５種のプランを用意

　今回同社が発売したリノベーション商品は中古マンション購入者に対して、リビング一室を全面改装するもの。床・壁・天井、間取り、収納などを一新するもので、価格は500万円。キッチン、洗面化粧台、バス、トイレなどを交換する場合は追加料金となる。ターゲットは20～30代で中古マンションを購入して、リノベーションして住みたい層。

　種類はAGING（エージング）、Organic（オーガニック）、URBAN（アーバン）、IRO-IRO（イロイロ）、WASABI（ワサビ）の５つ。それぞれ内装の雰囲気が異なっており、ユーザーは自分の好みに基づいて選べる商品となっている（画像参照）。フルオーダーに比べて、短期間でプランが決めやすく、スムーズに打ち合わせができる点がメリット。設計料も無料と経済性も売りにしている。

Organic（オーガニック）
白い壁、木のぬくもりが感じられるホワイト調の無垢フローリングの組み合わせ