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東京テアトル(東京都新宿区)は中古住宅のリフォーム事業「リノまま」を強化する。同事業は中古住宅の仲介と改修をセットにしたワンストップビジネス。2013年6月にスタートして以来、右肩上がりで成長。3期目(前期)は2.7億円となった。今期は3億円超を計画している。
中古住宅でも自由に改装できる点が売りだ
持ち家率は15%
同社は中古住宅の買取再販事業とワンストップ事業2つを展開している。今注力しているのがワンストップ型の「リノまま」。このビジネスモデルの特徴は、まず中古物件探しから入ること。依頼主の持ち家率は15%と低く、ほとんどが住宅の一次取得者層なためだ。依頼者と一緒に物件を内覧していくわけだが、同社ならではの強みがある。それは買取再販事業とのシナジー。
同社では年間200物件ほどの中古マンションを買い取って、リフォームした後に販売している。「査定そのものは10倍以上やっているので、年2000件ほど、物件の良し悪しを見定めている」(執行役員不動産販売統括部長・千葉久司氏)。この様な物件査定のノウハウは「リノまま」事業でも活用され、リフォームしやすいかどうか、長持ちしそうかなど、「買い」の物件アドバイスが競合と差別化になる。「実際に内見段階にまで進んだ方の5~6割は最終的に契約に至っています」(リノまま営業部課長・MSリノベーター、神谷梓氏)

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