橋本工務店、24ページの現調報告書で成約率5割に

塗装で年商1億円に

　塗装営業で単価、成約率を上げるには―――。橋本工務店（奈良県大和郡山市）は2年前から、総合リフォーム店ながら塗装営業を強化し、同事業1億円を売り上げている。同社のリフォーム売上高は2億円。

報告書の例2点。細部にわたり、防水の状況や塗装しない箇所についても説明してある

　具体的な取り組みは、現場調査報告を24ページの形式にしたこと。前半部分は、各部位の現場調査結果を画像込みで13ページにわたって紹介し、後半11ページでは、現場調査を踏まえた塗装の工程と使用する塗料の内訳、金額見積もりを掲載している。

　この形式にしたことによって、低かった成約率は5割まで向上。工事単価は100万円から130万円に拡大した。