・デザイン設計事務所であるディーアンドエス曰く、細かいヒアリングが成約率上昇の鍵
・きちんと分析した上で施工することで、顧客の求める改修を実現
・同社は、デザインが売上を大きく左右するブライダル施設の施工で売上を伸ばす
「分析が重要」
ブライダル施設の新築や改修を専門とするデザイン設計事務所がディーアンドエス(東京都港区)だ。渕向雄一社長は「来館を増やしたいのか、成約率を上げたいのか。どのような目的で改修するのか、細かいヒアリングを行う必要がある」と語る。同社の戦略について聞いた。
上:大きく雰囲気を一新。白を基調とした明るい空間になった
下:施工前
「なぜリニューアルするのか。そこを見極めるのが重要です。目的によってデザインは変わります」と渕向社長は語る。
例えば、売り上げを大幅に改善したい場合には以前と雰囲気を大きく変える改修を行う。売り上げを今より少し上げたい場合には、従来と真逆のデザインではなく面影を残すようなリニューアル。また、機能を変更するパターンなどもある。神前式などで利用していた座敷の広間から、レイアウトを変更してチャペルや披露宴会場として使用するなどだ。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1653号(2025/06/16発行)2面
-
1652号(2025/06/09発行)2面
-
1651号(2025/06/02発行)3面
-
1650号(2025/05/26発行)5面
-
1649号(2025/05/19発行)5面