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エクステリア工事の庭あそ、月1000人訪れる雑貨店で集客

エクステリア工事の庭あそ、月1000人訪れる雑貨店で集客

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要約すると

・植物雑貨店「niwaaso concierge」は、月1000人訪れる人気店
・あえて商品を雑多に陳列することで、店員に話しかけるきっかけを作っている
・雑談を通して要望を分析し、デザインや提案に落とし込む


社員4人でエクステリア年1億円

 エクステリア工事を行う庭あそ(静岡県浜松市)が運営する植物雑貨店「niwaaso concierge」は、月1000人が訪れる人気店だ。同社は正社員4人で、年100件ほどのエクステリア工事を請けている。年間売上は約1億円で、そのうち7割がリフォーム工事だ。単価は30万~500万円と幅広い。雑貨店での物販は、年2000万円ほど売り上げている。

庭あそ 約120坪の店内約120坪の店内。整然と並べないことで探し出す楽しみや店員に話しかけるきっかけを生み出す

取扱商品は2000点

 もともとは倉庫だった店内は約120坪ある。取扱商品は2000点ほどで、鉢や花苗、庭に置くオブジェ、エクステリア資材など。「非日常感や不安感を与えるつくりにしています。平常を崩すようなお店です」と内山千晶社長は語る。「入り口をあえて狭くして、入っていいの? と思わせる。販売するのは雑貨なので敷居は下げているのですが、見えないハードルがあるのです。ここを乗り越えてきた人はハマりやすい」。このような印象的な演出をするのは、訪れた人に誰かに伝えたいと思わせ、自然に口コミを広めるためだ。中には1時間以上、店内を吟味する人もいる。

 あくまでも同社の主軸はエクステリア工事であり、店舗はエンドユーザーとの接点をつくる場所。しかし、雑貨店として妥協はしない。「中途半端にして裏側にエクステリア会社が見えてしまうとお客さまは離れてしまう。雑貨を買いたいだけの人のニーズを満たし、楽しめる店づくりです。何回か接点を持つうちに、エクステリアに関心のなかった人でも興味を持ってくれます」(内山社長)

庭あそ 入り口はあえて狭く設けることで「入っていいの?」と思わせ、印象づける入り口はあえて狭く設けることで「入っていいの?」と思わせ、印象づける

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