・ガーデンプラスでは、庭・外構のリフォーム案件をネットで大量集客
・ウェブ上の8000件超の施工事例紹介が信頼獲得に繋がっている
・ウェブでPRする拠点は473あり、ほぼ全国各地から依頼できるのも強み
特集:リフォームをネットで売る!
チラシやイベントなど、リフォーム会社の集客はアナログが主流。だが、ネットをうまく活用することでさらに多くの集客に成功するケースが出てきている。どんな手法なのか、リポートする。
8000件超える事例
庭・外構のリフォーム案件をネットで大量に集客しているのが、ガーデンプラス(兵庫県神戸市)だ。2000年に事業を開始し、年々売り上げを拡大。前期は28億円で、今期は35億円を見込む。
庭の改装、新設を考えるユーザー向けのサイト「ガーデンプラス」。施工事例件数は8000件以上ある
同社のサイトでまず目に飛び込んでくるのが施工事例である「お客様の声」というコンテンツ。なんと、2月中旬で8692件もの事例が掲載されており、エクステリア分野でこれだけの実績をウェブで公開している企業はそうそうない。
さらに、ビフォーアフターの両方の画像の掲載、実際の施工金額が表示されているため、問い合わせをする前にどんなリフォームがいくらで可能なのかも目安が付きやすくなっている。
加えて「施工ポイント」というコーナーがあり、ここではどのメーカーのどの商品を使ったのかということと、その商品やプランを選択した理由まで掲載している。
数多くの問い合わせを集める秘訣は「施工事例集」の質。写真や金額だけでなく、なぜ奇麗な庭になったのか、プランのポイントを解説している
「庭のリフォームをしたことがない人が多いので、数多く事例を載せています。これと似たような感じにしてほしいといわれることも多いです」(第二事業部・柳良亮部長)

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