チラシや郵便局で販促
わずか1年で売上高を2倍近くにし、施工件数を1.5倍に増やした外装リフォーム会社がある。神奈川県大和市に拠点を置く、マルセイテックだ。2年前は訪問販売中心で、外壁塗装工事が中心だった。だが反響営業を目指し、5種類の広告とボランタリーチェーンへの加盟で業績を伸ばした。
市内全ての郵便局に出した袋の広告
駅前、国道沿いに広告
地域密着アピールが成功
同社が業績を伸ばした要因は大きく2つ。1つはエリアを絞った広告展開だ。
同社は2年前まで外壁塗装中心で、売上高は1億円ほど。営業手法も訪問販売だった。そこでまず、外装VCのガイソーに加盟。さらに1年後を見据え、チラシとウェブ、野立て看板、電鉄看板、郵便局の袋にカバー広告を始めた。投資金額は、粗利益の4割にあたる2000万円弱と、大型投資だった。
チラシは月に1回土曜日に大和市や座間市、横浜市瀬谷区などに5万~12万枚まき、野立て看板は国道沿いに2本、電鉄看板は最寄り駅の相鉄線大和駅に出した。市内の郵便局12店舗全てに広告を出した。
「これだけ出せば地域密着店として認知してもらえる、その確信がありました。当時、2駅先までショールームを出しているリフォーム会社を調査したら、この地域に外壁塗装に強い会社がいないことに気付きました」(屋比久盛友社長)

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