【住宅リフォーム売上ランキング2020・増収企業リポート】バスシステムデザイン研究所、浴室の非破壊リフォーム推進

賃貸リフォーム1000件増

バスシステムデザイン研究所（大阪府大阪市）

リフォーム売上　4.6億円
伸び率（対前年比）　141％

浴室を壊さないリフォーム工法で、浴室リフォームを年4000件行うバスシステムデザイン研究所（大阪府大阪市）は前期、41％増収のリフォーム売上高4億6000万円を記録した。

増収要因は、関東での案件数の増加。元々、賃貸物件やホテルの浴室リフォームを得意としており、関西では月100件の賃貸マンションの原状回復工事を担う。そこに、UR都市機構（神奈川県横浜市）から3年前に「ヌリフォーム」を指定工法として認められたことで、関東で月10件ほどの依頼を獲得できるようになった。

エコバスリフォームは同社が研究、開発してきた浴室を壊さないリフォーム工法。既存浴室に直接塗装するヌリフォーム、壁や天井に化粧シートを直で張るハリフォーム、化粧パネルを上から張り、壁面やタイルの凹凸部分に施工できるパネリフォームなどがある。ヌリフォームとハリフォームをセットで行っても、1616のバスサイズで施工費込み60万円（税別）だ。