奈良県を地盤に塗装リフォームを手掛ける平松塗装店(奈良市)は、5年前からオフィス機能を設けたキャンピングカーで営業することで、契約率を5割前後から7割近くまで伸ばしている。現調にはドローンも活用し、初回現調から見積もりまでかかる時間は2時間以内。ユニークな取り組みを追った。
【リポート/編集部・高田遥介】
移動式オフィスのキャンピングカー
2時間で見積もりが完成
同社は塗装リフォームを年100件弱手掛け、前期売上高は1億6000万円。しかし、売上高1億円を初めて超えたのは2年前と、それまでは1億円の壁に悩んでいた。
同社が壁を突破した方法は、キャンピングカーを移動事務所として活用し始めたこと。現在、大小合わせて3台抱えており、お客さんの家に向かう際にはこのキャンピングカーで向かう。
キャンピングカーは、本格的な事務所機能を持つ。外には社名やフリーダイヤル、QRコードを記載。車内にはプリンター、パソコン、カラーシミュレーションモニター、ドローン、契約書類、カタログがある。
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