太陽光システムが大幅な伸び
害虫駆除の最大手サニックス(本社・福岡県福岡市)は第3四半期の決算を発表した。一般住宅向けのHS(ホーム・サニテーション)部門の累計売上高は前年同期に比べて10%増となる140億円。太陽光発電システム事業の大幅な伸びが売り上げ拡大の要因となっている。

セグメント別 売上高・営業利益率の推移
同事業の累計売上高は約90億円で、前期比113%増。同社はこの第3四半期からユーザーへの直販と販売店への卸販売を推進しており、それが同事業の急激な売上増につながったと見られる。
HS部門におけるそのほかの事業売り上げは、シロアリ防除施工事業が前期34%減の約20億円、床下・天井裏換気システム事業が前期比50%減の9億円。同部門の通期予想は前年度比48%増となる250億円としている。
同社全体の第3四半期累計売上高は、前期比17%増の274億円。賃貸物件など法人向けのES部門もHS部門と同じく、太陽光発電システム事業の好調により売り上げを伸ばし、前期比11%増となる22億円となった。

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