坂口塗装店(和歌山県和歌山市)は塗装を長持ちさせるためにこだわっていることが2つある。1つ目は塗料の希釈率だ。
希釈率0%で仕上げ塗りを行った家
塗装工事をする際には、塗料の濃度を水やシンナーで薄める。その希釈率は各塗料メーカーが決めていて、薄める度合いには幅がある。例えば、同社でよく使う日本塗装名人社(愛知県名古屋市)の無機UVコートはメーカーの定める希釈率の幅が0%から10%だ。同社では仕上げ塗りの場合、希釈率0%で塗装を行う。塗料が垂れない程度に塗布量を多めにして耐久性を持たせている。「希釈率を低くすると粘り気が強くなり塗りづらいです。しかし、塗装が長持ちするため、私どもは一番低い率で塗装します」と坂口智哉社長は話す。

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