全国の塗装店と職人に経営ノウハウの伝授や塗料の販売を行う日本塗装名人社(愛知県名古屋市)は6月10日に全国会議を開催した。会議では、今後、経営者や幹部向けの対面セミナーを充実させる方針を打ち出した。会議後、より詳しい内容を安井朗社長に聞いた。
塗料販売量ランキングを発表
リモートから対面へ
全国会議には加盟店の134社のうち100人が参加。アパホテルの元谷芙美子社長(写真中央)の招待講演も行われた
今回開かれた会議の内容は今期の活動報告と来期の活動方針の説明、今後取り入れる塗料や建材の紹介、加盟店の成功事例の発表だ。同社の現在の加盟店数は134社。そのうち100人が参加した。さらに取引先企業数約30社のなかから43人が出席し、合計143人となった。
これまでは経営者を中心にZoomで経営セミナーや勉強会を開いてきた。今後は経営者や幹部向けのセミナーをリアルで行う。塗料メーカーによる講習会も対面で行っていく。「本部のスタッフも充実し、私たち自身もパワーアップしました。私は5年半前に入社しましたが、当時はパートスタッフが1人だけでした。売上も6400万円ほど。それが今は9人で働いています。優秀なスタッフがいるおかげで、リアルでのセミナーを開くことができます」と安井社長は話す。
安井社長は「パワーアップ」を今後のテーマに掲げた。加盟店がパワーアップするためには従業員が力を付ける必要がある。そのため、若手営業、現場管理者、事務スタッフ、幹部向けにも勉強会を開く。

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