外壁塗装を手掛ける住まいるペイント(東京都練馬区)は、集客に力を入れている。2024年7月期の売上高は約1億8000万円。対前年比163%を達成した。同社の戦略は、ショールームの活用とチラシや看板の設置だ。
屋外での色を確認
ショールームで塗料に触れて機能を知る実体験コーナー。適切な希釈率の塗料と、薄めすぎた塗料をローラーで触って確認
カラーシミュレーションは日光の下で色合いを確認
同社の年間の塗装工事件数は約100件。平均単価は150万円。加えて、アパートやマンションの塗装や水回りも手掛ける。商圏は東京都練馬区を中心に杉並区や中野区などだ。
同社は約3年前に体験型ショールームを開設した。塗料の種類や希釈率の違い、施工方法を実際に触って確かめられる。「お客様には、見て、触って、納得してもらうことが大切です」と堺俊之社長は語る。
色選びでは、顧客の家の写真に塗料サンプルを重ね、見え方や雰囲気を確認する。日光の下で色合いを確認してもらうことで、実際の見え方を確かめてもらう。「パソコン上だけでなく、屋外で確認することで、失敗を防げます」と堺社長は説明する。

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