太陽光設置工事を行うグッドハート(熊本県熊本市)は、今年1月より開始した外壁塗装工事が好調だ。年間60件の受注目標に対し、11月末時点で60件、8000万円の売り上げとなっている。
同社が外壁塗装工事の受注を始めた背景には、太陽光工事の伸びの鈍化がある。単価の下落や補助金の打ち切りなどが見込まれるため、昨年から同社は新たな事業を模索していた。
「オール電化工事も手掛ける過程で、給湯器交換を行ったお客様から外壁塗装ができないか、問い合わせを受けることが以前からありました。給湯器の交換周期と外壁塗り替え周期が近いようなのです」(平田輝雄社長)
以前は塗装を手掛ける知り合いに顧客を紹介していたが、トラブルが続発したために自ら手掛けることにしたという。
同社は外壁塗装のさらなる伸びを期待、来年3月末までの今期見込みは受注100件、1億3000万円。これを含め、今期年商は前年から3000万円増の4億5000万円を見込んでいる。

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