リフォーム部門最優秀は「ホームス空間創建」

≪金属サイディングコンテスト結果発表≫

　日本金属サイディング工業会（東京都中央区）が主催する「第12回金属サイディング施工例写真コンテスト」の結果が発表され、リフォーム部門ではホームス空間創建（東京都）の萩原太介さんが最優秀賞を受賞した。

リフォーム部門最優秀賞作品施工前（上）と施工後（下）

　今回のコンテストでは昨年を5.6％上回る計1842作品の応募が集まり、3年連続で前年度を上回った。工業会加盟8社が全国の設計事務所・工務店・板金店等の協力を得て、外装に金属サイディングを使用した新築およびリフォームの中から、作品を選別。リフォームでは施工前と比べ施工後に優れたイメージアップがみられる作品を選出した。

　その結果、最優秀2作品（新築・リフォーム各1作品）、優秀賞8作品（新築・リフォーム各4作品）、入選賞40作品（新築22作品・リフォーム18作品）を選出。また昨年に引き続き応募作品件数に応じた18万4200円を東日本大震災の被災者支援の義援金として日本赤十字社を通じ寄付を行った。

　なお、金属サイディングは耐震性と優れた施工性が震災以降さらに評価され出荷量も3年連続で増加。同工業会は2014年度から金属サイディングの認知度をさらに広め市場拡大を図るため、中期事業計画を策定し予算を計上するとしている。

　計画の主な内容としては、重ね張りリフォーム用施工マニュアルの作成（2014年度中）、基礎的試験の実施（同）、展示会への出展（2014年度末、2015年度末）、講習会開催（2015年度、2016年度の各2回）などをあげている。