著名建築家フランク・ロイド・ライトの日本ライセンスを持つ日本オーガニックアーキテクチャー(愛知県名古屋市)は、7月に新デザインのモデルハウスを開設する。同社が提案するデザインは12例目。
新デザインの名称は「ムーンストリーム」。ライトが1935年にアメリカで建てた「落水荘」をイメージしたデザイン。「落水荘」は江戸時代初期の建造物、京都の桂離宮の影響を受けたと言われており、「ムーンストリーム」は「落水荘」と桂離宮の融合を目指したものだ。特徴は建物中央に幅8メートル、高さ6メートルの大開口部を設けた点。室内に柱を設けず、明るく広い空間を実現している。
モデルルームは名古屋の加盟店ロイヤルウッドが施工し、総合展示場に開設する。
「技術力はあるけれどもデザインに限界を感じている工務店の方々が受注を取っていくための武器を提供しています」(稲木孝至ゼネラルマネージャー)
5月3日には熊本に既存のデザイン「ラッタンバリー」のモデルハウスも開設の予定。
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