雨漏り119ネットワーク(運営/大同防水工業・広島県広島市)の加盟店数が拡大している。昨年末69店だったが2月中旬に74店舗が加盟するに至った。

1月に広島で全国大会を開催した
同ネットワークは、雨漏りの原因究明調査と修理を行う団体。加盟店共通のマニュアルを作り、全国画一のサービスの提供を目指している。
現在加盟店の8割は塗装店、1割強がリフォーム店。エンドユーザーに関わる元請け意識の高い企業の加盟が多い。診断は散水調査で行う。原因が分からない場合は、赤外線サーモグラフィで水の浸入経路を可視化する。施工後引き渡し前にも調査を行い、顧客とともに雨漏りが止まったことを確認する。
調査のうち8割は他の業者が雨漏りの工事をしたものだという。直すことができなかったエンドユーザーや工務店、不動産店からの依頼が多い。「調査者と依頼者の両方に分かるように、調査結果を見える化することが信頼につながっています」と品川真一代表。
目標は年内加盟店119店舗。団体の中での資格制度を整備し、サービスの質の向上を図る計画だ。

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