給湯器・トイレを施工まで
給湯器を中心としたWEB販売・施工事業を行うアンシンサービス24(愛知県名古屋市)は、事業エリア拡大を進める。現在、直営とFC合わせて7拠点だが、1年以内に東名阪を結ぶエリア内への出店を計画する。
同社はWEBでの給湯器・トイレ等の販売の先駆け的存在。自社職人により施工までを一貫して行う点が特徴で、2011年にはFC事業も開始。直営では12年に横浜に拠点を出し、関東に展開。今年は千葉県柏市に進出し、エリアを拡大しつつある。
小林忠文社長は「FC展開を広げると共に、地域展開も増やす」と話す。
前期決算は、売り上げが1000万増の2億4000万円と微増にとどまった。名古屋エリアでの事業参入が増え、価格競争が激しくなったことが原因だ。関東で名古屋の減収分をカバーする結果となった。
WEBビジネスの特性上、同様のビジネスで追随する事業者も多く、状況が変わりやすいので、エリアを増やすことでリスク分散を図る考えだ。
また従来は同業であるリフォーム事業者のFC加盟を断っていたが、今回その制限を取り下げて加盟数増加を狙う。
さらに昨年からは海外事業を開始。タイに現地法人を設立し、浄水器と洗浄便座を中心とするレンタルビジネスを開始した。

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